家庭での危機管理と防災対策
公開日: 2015年5月1日金曜日
近年、日本でも大型の地震が頻繁に発生するようになってきました。
20年前の阪神・淡路大震災は死者6400人以上、負傷者4万人以上に昇りました。また、4年前の東日本大震災では、死者・行方不明者が18,000人以上、震災発生直後のピーク時における避難者は40万人以上という大惨事となりました。
未だに多くの方が後遺症に苦しまれ、避難生活を余儀なくされています。
いまや、誰もが被災者になるといっても過言ではなく、地震対策、防災対策の必要性が高まっています。
普段から自分でもできる地震防災対策として、非常持ち出し袋や常備防災用品を揃えることができます。ホームセンターなどでも簡単に防災グッズが手に入るようになりました。
本当に必要なものを適切な場所に保管しておくことが大切です。
震災を経験された方が、もっとも役に立った、または必要不可欠なものとして挙げている物の1位が懐中電灯です。
小型で明るく丈夫なものを選び、年に1度は電池交換と点灯することを確認してください。また、予備の乾電池も忘れずに用意しておくことが重要なのだそうです。
防災グッズの定番として非常持ち出し袋も多種多様ありますが、出来れば中身は自分で揃えた方が、本当に使える必要な物をセットより安価に用意できるようです。
その他、揃えておいたほうがよいものとして、飲料水、エマージェンシーブランケット、携帯ラジオ、非常食、救急箱、女性用品、簡易トイレなどがあります。
久しく水と安全はタダと言われたこの日本ですが、地震に限らず、不慮の事故、犯罪や自然災害、病気などの災いが、日々の暮らしの中で突然降りかかってくることを想定し、家庭の中でも危機管理を考える時代となったようです。
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