80年目の大災害 ネパール地震

公開日: 2015年4月1日水曜日



2015年4月25日にネパール中部でマグニチュード7.8の巨大地震が発生しました。
この地震によりインドなど周辺3か国を含めた死者数の合計は3,200人、負傷者は6,500人を超えたそうです。
余震が続き、捜索・救助活動は難航しているという報道に、一人でも多くの人命が救出されることを祈るばかりです。

ネパールは独特な地形と幅広い緯度持つことによって、世界でもっとも豊かな生態系を持つ国の一つとされており、また神秘の国ともいわれています。
北海道の約1.8倍の面積があり、北は中国のチベット自治区、東・西・南はインドと国境を接しています。
主な宗教はヒンドゥー教ですが、2006年に非宗教国家と宣言され、さまざまな宗教を受け入れることが確認されたそうです。
約2,500万人の人口に対し330万の神がいると言われるネパールは、まさに神々の国ともいえるでしょう。

ネパールでは80年前にも大規模な地震が起こったそうで、実に80年ぶりの大災害となったのです。数百年前に建てられた寺院などが集中する世界遺産にも甚大な被害が出ているようです。
関係者の間では、近いうちに大きな地震が起きるかもしれないと懸念されていたようで、対策等の意見聴取のために日本からも専門家が呼ばれていたそうです。

くしくも、今年は、1923年に関東大震災が起きてから80年目の年となります。東日本大震災以降、南海トラフ地震、首都直下型地震発生の可能性が指摘されるなか、防災の心構えと対策をしっかりとしなくてはならないと改めて感じています。

地震予想暦
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