５年目・・・東日本大震災

公開日： 2016年3月22日火曜日

2011年（平成23年）3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震・
津波・福島第一原子力発電所事故から、もう５年の月日が流れました。

どんなに時間が経って復興が進んだとしても、家族を亡くし、大切な人を亡くし、友を亡くした、この事実は変えようがありません。

５年経っても、いまだ家に帰れず仮設住宅での生活を余儀なくされ、また他県の避難先からも故郷に帰れないという方々がたくさんいらっしゃるのです。
なかでも、３回以上の転居、そして転々とするうちに家族が離れ離れになってしまったというケースも少なくありません。
また、若いから大丈夫だろうと、まったく支援の対象とされなかった10代、20代の女性たちの悩みも今、深刻化しているそうです。

時と共に世間の関心もだんだんと薄くなり、復興の経過についての報道も少なくなってきました。
それでも、被災地で、また全国いたるところで、わたしたちの想像も及ばないほどの心痛に耐えながら、懸命に生きていらっしゃるのです。

わたしたちに出来ること、それは「被災地の今を知る」こと、それが、だれでも、いつでもできる、被災者の方々への「ささやかなエール」ではないでしょうか。

　公営、仮設、民間賃貸で暮らす人　１５万５,７９１人
　親族、知人宅等　１万８,２３７人
　病院等　４４３人


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